富山湾 日本海固有水に棲む小さな生物 − 入善海洋深層水活用施設 −

  富山湾は駿河湾、相模湾に次ぐ日本で3番目に深い深海湾です。富山湾での調査採集
  については入善海洋深層水活用施設による深度384mからの取水を利用しています。
  日本海固有水領域となり水温は年間を通して2℃前後と低温です。(駿河湾での同深度
  の水温は約10℃)また、他の海域からの深海部の海水流入が少ないことから固有種
  と思われる生物種が多く生息しています。




  取水口設置地点データ / 資料提供 富山県入善町


  深層水取水の際、1000トン当たり数グラム程度含まれる不純物より産出されます。

 

  ヨコエビの一種(大型種、眼は赤色彩)   カマキリヨコエビの一種(側面に不規則な赤色彩)


 

    ランケオラの一種(眼退化)         触角が異常に長いヨコエビの一種


 

        ヨコエビの一種                 ドロクダムシの一種


 

     ヨコエビの一種(純白色彩、眼退化)


  

     ヨコエビの一種(眼発達)


  

        カイアシの一種


    

 クーマの一種       コンコエシア(海ホタルの一種)

  ※掲載写真はすべて樹脂封入標本。




  カイアシ亜綱カラヌス目の一種 / 富山県入善町所蔵


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